ほかに、電気系修理なども行っています
横浜オールドハウス
アメ車修理News & Report
◆1967 Chevy Camaro◆
Saginaw ロータリバルブパワーステアリングギアボックスリビルト
其の二
↑ ケースから一通りパーツを取り出しました
各セクション、試合中止になってしまうような大きなダメージはなく、
手を入れれば、再び活躍が期待できそうです
↑ バルブボディのシールを交換し、ケースに馴染ませてみます
↑ Adjuster Plug & Bearing
↑ そのアジャスタープラグにおさまっているベアリングを交換します
右が古いモノですが、結構グロッキー状態です
↑ Valve Body & Spool Valve
かなりキツいクリアランスでスプールバルブはバルブボディの中に
おさまっているので、無理をするとかなりのダメージを
お互いにあたえてしまいます (左右の油圧の切り替えに影響)
↑ ケースの中には、このような状態で収まります
各部キッチリ合わせて組み込んでいかないと、最後になってリターンポートを
ふさいでしまう結末になります
↑ Pitman Shaft Bearing
ピットマンシャフトを押さえるサイドカバーは4本のボルトで固定されます
ひとつ前の旧式のモノは(605シリーズ)確かリングで固定されていたと思います
↑ ベアリングやシールをプレスインします
なるべく”叩き込み”は避けます
↑ ラックのシールを交換し、シリンダーに馴染ませます
結構キツいので無理をするとテフロンシールが切れます
↑ BALLS
この頃はサービス時にボールのサイズが6種類ラインナップされていました(#6-11)
Ball size6: .28112" - .28122"
Ball size7: .28120" - .28130"
Ball size8: .28128" - .28138"
Ball size9: .28136" - .28146"
Ball size10: .28144" - .28154"
Ball size11: .28152" - .28162"
ナンバーセブンがスタンダードです
↑ そのボールを白黒交互に詰め込みます
↑ 最終的にコントロール側とラック側のシリンダーをチェックします
段付きが激しい場合はゲームオーバーです
↑ Lower Shaft & Valve Bodyなどおさめていきます
↑ シールプロテクターを念のため装着し、
オイルシールとダストシールを組み付けていきます(アジャスタープラグ)
↑ 各最終調整
Thrust Bearing Pre-load: 1 to 3in.lbs. in excess of initial load
Overcenter Adjustment: 4 to 8 in.lbs. excess of combined ball and thrust bearing pre-load.
サイドカバーのアジャスターはハンドルのガタを調整するものではないので、
要注意です
下手にカンでいじると後戻りが大変です
↑ ラックのプラグを締め付けます
50-100ft.lbs.
古いモノはアルミの材質で、1/2"角です
のちに、スチールのヘックスへと変貌していきます
アルミのこのタイプのモノは差し込みが浅く結構こわいです(ナメる)
1967年シボレーカマロ
ステアリングギアボックス
装着してエア抜きモロモロこなし、完了です
-Thank you for Visiting-
will back soon
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