2019年10月5日土曜日

Turbo Hydra-Matic 350 そのⅡ (THM350リビルト) 


横浜 アメ車 オールドハウス
ユニットリペア編 オートマオーバーホール
 
横浜オールドハウス
Turbo Hydra-Matic 350
-Oil Pump-
 
オイルポンプを分解~リビルトしていきます
 
Pump Body
Pump Cover
Intermediate Clutch Piston
Spring Retainer
...などで構成されてます(ざっくり)
 
ステーターサポートはその名の通り、
外側はトルコンのステーターをホールド
内側はフォワードクラッチとダイレクトクラッチに
油圧を送るラインなどが仕組まれています
 
他、インプットシャフトをホールド・・・など
 
TH350クラッチユニットの中で、
よく壊れるまたは、パワーに弱いのが
ダイレクトクラッチ側だといわれています
※ただシーンは様々です
 
其の何点かのパーツを分解していきます
表裏があるパーツもあるので、下手をするとここからミスが発生してしまいます
 
 
組みなおして車両に搭載~意味不明の不調・・・
の世界に突入してしまうと数日間悩み地獄になってしまいます
 
 

Checking Pump Body to Gear Face Clearance
.0005-.0015
 
 
Drive Gear & Driven Gear
 
マークを確認してボディにバックオンしていきます
TH200(3speed)の場合、
”Driven Gear”のマークは裏側に忍ばせます
 
ブッシング、シールなどもこの時にチェンジします
 
 
 一連の作業が完了したら、ボディとカバーを再び合体させます
 
締め付けトルクは17ft.lbs.
 
その後、インターミディエイトピストンが正常に作動するかチェック
 
ポンプボディとカバーがお互いずれてないか確認
一応、専用工具を使用して合体させましたが、
実戦がやはり重要
 
Pump Cover to Direct Clutch Selective Thrust Washer
 
現物は.030"
 
バラす前に測定しておいた値を比べ、スペック外でしたら、
上記のワッシャーでガタを調整していきます
 
 
ダイアルインジゲーターのリードは.010"-.044"あたりでおさまっていれば
OKです
 
 
サポートにダイレクトクラッチやフォワードクラッチの
リングを取り付けポンプまわりはDoneです
 
 
 
ケースもバッチリ洗浄済みです
 
小刻みですが、今回はこのへんで失礼させていただきます
 
 
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