2019年11月30日土曜日

神奈川県 横浜アメ車修理 パッセンジャー、ピックアップ、ステーションワゴン・・・
横浜オールドハウス
 
-アメ車修理-
Report & News
 
 
↑ Chevy Ⅱ SWGN
 
エンジンはこのボディサイズに相性の良い"L6"です
L6プラスPGトレイニーで軽快なステアリングワークを体験できます(現車はthm350)
 
まだ一度もエンジンを開けた事がないので、排気量は不明です
 
 

↑ ブレーキも当時のままの四輪ドラムですが、
東京~埼玉~横浜界隈を隅から隅まで軽快にドライブされてます
 
今回はそのブレーキ清掃~調整です
 
片効き等もアジャストメントをしっかりすれば無縁で、
車検も毎回一発合格です
更にパーキングブレーキも問題ないように仕上げてあります
 
ただ、パニックブレーキになると、ABS付きディスクにはかなわないので、
注意が必要です
 
-Thank you for visiting-
 
 
 

2019年11月24日日曜日

皆様に支えられ横浜で22年 アメ車修理 エンジンオーバーホール、ミッションオーバーホール、アクスルオーバーホール、
ほかに、電気系修理なども行っています
横浜オールドハウス
アメ車修理News & Report
 
 
◆1967 Chevy Camaro◆
Saginaw ロータリバルブパワーステアリングギアボックスリビルト
其の二
 
↑ ケースから一通りパーツを取り出しました
 
各セクション、試合中止になってしまうような大きなダメージはなく、
手を入れれば、再び活躍が期待できそうです
 

↑ バルブボディのシールを交換し、ケースに馴染ませてみます
 

↑ Adjuster Plug & Bearing
 
 

↑ そのアジャスタープラグにおさまっているベアリングを交換します
右が古いモノですが、結構グロッキー状態です
 
 

↑ Valve Body & Spool Valve
 
かなりキツいクリアランスでスプールバルブはバルブボディの中に
おさまっているので、無理をするとかなりのダメージを
お互いにあたえてしまいます (左右の油圧の切り替えに影響)
 

↑ ケースの中には、このような状態で収まります
各部キッチリ合わせて組み込んでいかないと、最後になってリターンポートを
ふさいでしまう結末になります
 
 

↑ Pitman Shaft Bearing
 
ピットマンシャフトを押さえるサイドカバーは4本のボルトで固定されます
ひとつ前の旧式のモノは(605シリーズ)確かリングで固定されていたと思います

↑ ベアリングやシールをプレスインします
なるべく”叩き込み”は避けます
 
 


↑ ラックのシールを交換し、シリンダーに馴染ませます
結構キツいので無理をするとテフロンシールが切れます



↑ BALLS
 
この頃はサービス時にボールのサイズが6種類ラインナップされていました(#6-11)
 
Ball size6: .28112" - .28122"
Ball size7: .28120" - .28130"
Ball size8: .28128" - .28138"
Ball size9: .28136" - .28146"
Ball size10: .28144" - .28154"
Ball size11: .28152" - .28162"
 
ナンバーセブンがスタンダードです
 
 

↑ そのボールを白黒交互に詰め込みます
 
 

↑ 最終的にコントロール側とラック側のシリンダーをチェックします
段付きが激しい場合はゲームオーバーです
 
 
 

↑ Lower Shaft & Valve Bodyなどおさめていきます

↑ シールプロテクターを念のため装着し、
オイルシールとダストシールを組み付けていきます(アジャスタープラグ)
 
 
 

↑ 各最終調整
 
Thrust Bearing Pre-load: 1 to 3in.lbs. in excess of initial load
Overcenter Adjustment: 4 to 8 in.lbs. excess of combined ball and thrust bearing pre-load. 
 
サイドカバーのアジャスターはハンドルのガタを調整するものではないので、
要注意です
下手にカンでいじると後戻りが大変です

↑ ラックのプラグを締め付けます
50-100ft.lbs.
 
古いモノはアルミの材質で、1/2"角です
のちに、スチールのヘックスへと変貌していきます
 
アルミのこのタイプのモノは差し込みが浅く結構こわいです(ナメる)
 
 
1967年シボレーカマロ
ステアリングギアボックス
装着してエア抜きモロモロこなし、完了です
 
-Thank you for Visiting-
will back soon

2019年11月2日土曜日


 
オールドハウス 横浜
 
アメ車修理News & Report
アメ車と格闘・・・というより、サクッと直ってしまうことが多いです
 
 
◆1967 Chevrolet Camaro◆
 
Steering Box(W/power)
 
リビルト

↑ Make: Saginaw
Gear Ratio: 17.5 to 1
Turns of Steering Wheel(stop to stop): 4.12
 
 
 
 
↑ 分解完了しました
かなりヨゴれています(ドス黒い)
 
本来、オイルは琥珀色またはデキシロンカラーです
中身の状態、パーツの感じからして、新車から初のリビルトかもしれません
 
 
次回、リビルトの近況お伝えします
1967 シボレーカマロ ステアリングボックス パートⅠ
 
神奈川アメ車修理、相模原アメ車修理、東京アメ車修理、第三都筑ランプよりすぐです
横浜市アメ車修理・車検他・・・
オールドハウス
 
 
 


2019年10月18日金曜日


アメ車修理
ピックアップ、マッスルカー、フルサイズカー・・・など
横浜 オールドハウス
Turbo Hydra-Matic 350(THM350)
そのⅢ
 
↑ ポンプまわりの作業です
クリアランス測定~ブッシング~シールなどを
交換します
 
ポンプのドライブギアは
トルコンの先っちょで駆動されます
 
その辺りも損傷等ないか細かくチェックします

↑ トランスミッションケースの一番ケツに入っている
ロー&リバースユニットです
 
中心にはローラークラッチが仕組まれています
全ての動き、不具合等すべてチェックします
 
ローラークラッチの中には90°ごとに4か所ルブリケーションホールが
設けられています(0.091-in lube hole)
油切れになっていまわないよう、要チェックです

↑ そのローラークラッチサポートを組み付け
最後はスナップリングでホールド
 
その後、30psi以下の圧縮エアーでフィードホールから
圧を加え、動きを確認します

↑ Foward Clutch Clearance Check
0.010"-0.080"
スペック外の場合、スティールプレートで合わせていきます
 
0.245-0.255
0.275-0.285
0.306-0.316
・・・などの調整用プレートがあります
 
"Direct Clutch"は、
0.015"-0.095"あたりのクリアランスにもっていきます

↑ フォーワードクラッチ&ダイレクトクラッチチェック
こちらも30PSI以下のプレッシャーで気を付けてチェックします


Intermediate Clutch

 Valve Body
各シフトバルブ、コントロールバルブ、ブーストバルブ…他
チェックしていきます

↑ Didrect Clutch 2-3Accum

↑ ここもヨゴれが溜まりやすい箇所なので、
ピストンを外して真面目にチェックします

↑ ケースセクションはポンプでフタをして完了です
インプットシャフトのエンドプレーを必ずチェックします
現物は0.026"

↑ ハイドロプレッシャーの司令塔ガバナ
ギア、ウエイト(プライマリー&セカンダリー)、スプリング、バルブ・・・等チェック

↑  バルブボディをのっけていきます

 "Z"マークがある方がバルブボディ側です

↑ スクリーンを40in-lbsで締め付けパンを取り付け完成です
 
 
ターボハイドラマチックのリビルト、修理等お気軽にご相談下さい
200-250-250C-350-350C-400-700..........
 
他、Ford Motor Company,Chrysler Corporation
・・・・などのオートマも大丈夫です
 
米車修理
オールドハウス
 
横浜市港北区新吉田町6070


2019年10月5日土曜日

Turbo Hydra-Matic 350 そのⅡ (THM350リビルト) 


横浜 アメ車 オールドハウス
ユニットリペア編 オートマオーバーホール
 
横浜オールドハウス
Turbo Hydra-Matic 350
-Oil Pump-
 
オイルポンプを分解~リビルトしていきます
 
Pump Body
Pump Cover
Intermediate Clutch Piston
Spring Retainer
...などで構成されてます(ざっくり)
 
ステーターサポートはその名の通り、
外側はトルコンのステーターをホールド
内側はフォワードクラッチとダイレクトクラッチに
油圧を送るラインなどが仕組まれています
 
他、インプットシャフトをホールド・・・など
 
TH350クラッチユニットの中で、
よく壊れるまたは、パワーに弱いのが
ダイレクトクラッチ側だといわれています
※ただシーンは様々です
 
其の何点かのパーツを分解していきます
表裏があるパーツもあるので、下手をするとここからミスが発生してしまいます
 
 
組みなおして車両に搭載~意味不明の不調・・・
の世界に突入してしまうと数日間悩み地獄になってしまいます
 
 

Checking Pump Body to Gear Face Clearance
.0005-.0015
 
 
Drive Gear & Driven Gear
 
マークを確認してボディにバックオンしていきます
TH200(3speed)の場合、
”Driven Gear”のマークは裏側に忍ばせます
 
ブッシング、シールなどもこの時にチェンジします
 
 
 一連の作業が完了したら、ボディとカバーを再び合体させます
 
締め付けトルクは17ft.lbs.
 
その後、インターミディエイトピストンが正常に作動するかチェック
 
ポンプボディとカバーがお互いずれてないか確認
一応、専用工具を使用して合体させましたが、
実戦がやはり重要
 
Pump Cover to Direct Clutch Selective Thrust Washer
 
現物は.030"
 
バラす前に測定しておいた値を比べ、スペック外でしたら、
上記のワッシャーでガタを調整していきます
 
 
ダイアルインジゲーターのリードは.010"-.044"あたりでおさまっていれば
OKです
 
 
サポートにダイレクトクラッチやフォワードクラッチの
リングを取り付けポンプまわりはDoneです
 
 
 
ケースもバッチリ洗浄済みです
 
小刻みですが、今回はこのへんで失礼させていただきます
 
 
ターボハイドラマチック
クルーズオーマチック
トルクフライト
オートマのリビルトご相談下さい
 
アメ車オートマオーバーホール
降ろし~積み込み完成まで
 
 
横浜オールドハウス
 
 
シボレーエンジンーフォードエンジンークライスラーエンジン
修理などもやってます

2019年9月29日日曜日

Turbo Hydra-Matic 350

横浜アメ車 オールドハウス   
Turbo Hydra-Matic 350 Rebuild

 General Motors Automatic Transmission編
 
ターボハイドラマチック350、まだ完全にへばってませんが、
一通りリビルトしていきます
 
general motors ford motor company chrysrler corporation
 
〇History〇
 
350ミッションと日本では呼ばれていますが、
登場は1969年になります
 
 
以前、ヤフーブログでご紹介させていただいたPGのAir-Cooled(シェビーノバ)
実は、この350ミッションにもAir-Cooledタイプを採用している
車両がありました
 
1070年代のFour-Clynder(4発)の後方で変速業務を担当してました
主な車両は、
Vega-Monza-Astres-Sunbirds....などです


************************************

OK. Just started.......
 
上記PICはバルブボディまで取り外しケースのハイドロラインが
顔を出したところです
 
次にケースの中のギアユニットを取り外していきます
 
▼ 
■ オイルポンプを外し、インターミディエイトクラッチが
見えてきました(Intermediate-Clutch)
 
このインターミディエイトクラッチが作動するのは、
Drive Range(D)のSecond GearとThrid Gearと、
L2(Manual Sesond Gear-2)の時です
 
■■
 
 ■最後に(一番下)にローリバースセクションがあります
 
ここのクラッチの作動は
L1 Range(1)とReverseの時です
 
ちなみに、Drive Range(D)の時の
Low-First Gear時には作動しません

 

 
■パンの状態はこのような感じです
焼けた感じはなく、一つ一つリフレッシュしていけば、
軽快なシフトがよみがえりそうです
 
 
本日一発目につき、
少し短めに失礼させていただきます
 
■CALL or VISIT■
TODAY!
トランスミッションのリビルト&お悩み
.....And メンテナンス(オイル交換など)も
お気軽に相談下さい
 
 
 
◆安心おまかせパック◆
 
トランスミッション降ろし
分解~チェック
リビルト
車両にそのリビルトしたイキのいいミッションをバックオン
試運転~各煮詰め
 
・・・・まで、一連のジョブをすべてこちらでさせていただいてます(安心のワンマン)
 
例えば、ミッションはOKになったが、
エンジンの調子がいまいちだと変速等にも影響する場合があります
 
そのようなシーンに直面しても上記の一連の流れで
マシンをトータル的にチェックさせていただきますので、
心配ご無用です
 
 
-横浜オールドハウス-
 
 
will be back soon....